バーニングマンに行きたいって本当に強く思い始めたのはNYに来てからだった!心のどっかで「あそこに行けば何かが変わる」って思いがずっと自分の中にあって
だからマイケルからバーニングの1週間前に誘いを受けたときもイビザから帰ってきた直後にも関わらず、即答でPLEASE DON'T GIVE ANYONE THAT TICKET.お願いだからそのチケット誰にも渡さないで。って返した。お金の都合もついてないのに。それぐらい何か自分で「気付き」とか「決意」みたいな「もう一押し」を求めてたんだと思う。
そんなたかがパーティーで何かが変わるなんて思ってるなんてアホだ
って思う人もいるかもしれないけど、何がその人の強いきっかけになるかなんて人それぞれだし。
てかあたしアホだし(^-^)/
まぁそこは関係ないけど、バーニングマンて本当にたかがパーティーなんて言えない。
まず、あそこに行くまでの道のりもあそこに行ってからの生活も多少の自分へのリスクと覚悟を持って行かないと行けない。
え?バーニングマン行くの?あのみんな裸で歩いてるSEXパーティーでしょ?なんて言う人もいる。てか言われる。
確かに裸で歩いてる人もいるし中にはSEXパーティーしてる人もいる。でもそんなのほんの小指くらいの割合で、それはその人たちの楽しみ方だから。もしバーニングマンに興味があっても、そんな理由から判断してあそこに行くのを渋ってる人がいるとしたら、まーじーでーそのあなたが行ける1回分のチャンスをあたしにください!!!
うちらって本当に人と物に溢れた時代に生きてるから
あたしみたいな不器用な人間は、物にまみれて忘れたり人にかき乱されて本当の自分が分からなくなっちゃうときがある。
バーニングマンに行ったら何かがハッキリするんじゃないかと思って
何が起こるか分からないことにワクワクしすぎてそわそわしてた
行き着いた先は、予想以上の遊び場で
こんな場所で大人が思う存分に作りたいもの作っちゃったらどうなるんだろうって想像しちゃうよな。
遊ぶためにみんなでチャキチャキ働いて
あたしが持ってきたハンドクリームをみんなで使ってて、「あーもうすぐなくなるなー」って思ってたのに
3日目には「良かった、まだこれだけあるからみんなで使える」って自然に思ってた自分がいた。
美しいものに毎日夢中になってた。
朝から晩まで遊びたい分だけ遊びまわって
へとへとになって
それでもまだ遊んで
誰の目も気にせずやりたいことを全力でやって
砂漠の中で大切な人たち1人1人を想って
毎日のご飯が幸せで
たまに使える少しのお湯でもキレイサッパリ大満足で
澄んだものにすっかり惹きこまれてた。
朝日を見てボロボロ涙流して
友達いっぱい作って
人を喜ばせたい気持ちに出会って
いっしょに振り切れる友達がいて
何歳になってもひるまない人生の先輩がいた。
You are the best party buddy ever!
って最高の称号をもらって
I wanna smile like you!
ってあたしが求めてたことを逆に言われて
ちょっと嬉しい。
大人が本気で遊んで
てかフザけて
一人一人が自らパフォーマーになって
最高の空間を造りあげる。
そんな中で
毎日テンション振り切れるくらいに遊んで
気付いたら
まっさらな自分に戻ってた
間違いなく、この時この場所は今のあたしに必要な時間だった。
自分じゃないものになろうとしてた自分に、元の自分を思い出させてくれた。
バーニングマンにはパーティーを超えた色んなものが詰まりまくってる。
ここは、子供に戻れるMAGIC CITY。
この1週間は面倒くさいこともプラヤの外に置いてくる。
みんなが外ではどんなことをして生活してるかなんて、あまり話さない。
それぞれが遊びたいように遊んでプラヤみんなで楽しめる世界最大の自由な大人の遊び場。
バーニングマンのチケットを買った人は誰もが、そのパーティーを造り上げる大きな一員になれる。
もちろんあそこは一瞬で消えちゃうものだけど
あそこでしか味わえない、一生に残る何かを求めて人は15年間もそれを楽しみに1年間過ごしたりするんだと思いまっす!!!
マイケル父ちゃんは、NYに戻ってまず来年のバーニングマンに向けての予定を立て、そのあとすぐに仕事と父業に励んでいます。でもバリバリお金を稼ぐマイケルの革靴の奥の足の指には、まだ私が塗った青色のラメのペディキュアが光っています。
サッサカ サッサカ!
9.3.10
4 comments:
今年は行くんすか?
確率35%くらいです!
僕もそんくらいの確率です...では35% X 35% = 12.25%の確率で会うの楽しみにしてます。
こちらこそ楽しみにしています(^^)
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