Monday, September 19, 2011

ARIZONAⅢ2日目



ベンチの上の寝袋の中で、カーリーに起こされて目を覚ます

目が覚めると辺りはすっかりアリゾナの風景で

そこは腰が痛くなる空港でもなく

昨日の少し怖い洞穴みたいに真っ暗な世界でもなく




完全に、うちらが求めるいつものアリゾナだった



これこれこの赤土!!!


どうやらうちらが寝てたのはカーリー率いるキャンプツアーの人たちが寝ている場所の、大きな岩の反対側だったらしく





Sleeping Dragonってゆードラゴンが寝ているような大きな大きな連なった岩をぐるっと回ると、去年うちらが泊まったHoganがあった。


あんなに誰もいなそうな世界だったのに、こんなに人が存在してたのかってくらいにHoganの外でヨーロッパ風の人たちが20人くらい寝ていた。


みんなが支度をして、うちらも歯を磨いて、


世界でトップクラスな気持ちが良いトイレで朝一の用を済まして朝日を見に行く。



この光景だけは何百年何千年何万年も変わってこなかったんだな

って


思わせてくれるような大きくて力強い朝日


360°を巨大な絶壁の岩に囲まれて、澄んだ空の下で拝むその朝日は



まさに神登場ファンファーレ。



今日も朝日のおかげで最高の1日が始まりそうです。


朝日を見てアリゾナの旅の始まりを感じて、根本からパワーをもらって




今日はカーリーと遊ぶ1日です!


とりあえずJeepに乗り込んで、モニュメントバレーとさよなら!

この2人

たまに似てる。


その前に


お金を払ってないけど、キャンプ参加者のフリして朝ごはんをしれっと盗み食い。


ここではテントを張ってキャンプができるよ!


モニュメントバレーの中で売ってる、飾りッ気のないお土産屋さんを見れなかったことに後悔の念を抱きながらも

2回目のモニュバレをゴトゴトとJeepで去る!!

やっぱりモニュバレは本当の地球を丸かじりプレイスだ!!!

お立ち寄りの際には、是非Hogan宿泊ツアーを!!!
予約は→ココ←から


さてさて、駐車場でさっさと身支度して、ゲートを過ぎたところでカーリーと待ち合わせ。

バイクに乗せてあげるからね!と現れたのは




ちょっと強面(コワモテ)の怪しいインディアン。

イカついぜカーリー!!!!

Mexican Hatのほうまで車でぐるり。

Pちゃんを乗せたカーリーがユタを爆走。



なんて変な光景だろう

と思っていると、次はあたしの番!

灼熱のユタの太陽の下でバイクで爆走すると、いつもと違ったユタの顔が見えてくる。

なんていうか..もっとワイルドでハードボイルドな気分になれるってゆーか!!!!!!!!!!

バイクを停めて昔のアメリカのバーに入ってかけつけテキーラショットで一杯!みたいな気分だよ!

ちょっと擦れた大人の気分でユタを楽しむことができます☆


バイクで走っていると、バドライトの缶が散乱しているのを見つける。

あまりのバドライトの缶の多さに、何でか聞いてみると


この辺の警察は甘いからパーティーの取り締まりとかもしないんだ。

って!言われてみれば、うちらノーヘルだわ!

アメリカでもインディアン居留地は、インディアンの警察が権利を持ってるんだって!


でもゆるいからってそこら中でパーティーってゆーか飲み会をしてゴミを散らかしていく不届き物もいるから、ボランティアでみんなでお掃除するらしい!!

呼んでくれーーーーーーーーー!!!!!!!お掃除しまっする!!!!


ユタの道で、Navajo indian(35)を巻き込んでジャンプショット!


Pchan惜しい!


Pchanナイス!


35才の垂直跳び!


みんな汗をかいたところで、Mexican Hatのほうへ向かう。



その前に


カーリーの、自宅大公ー開ーーーーー!!!!!!

さすがネイティブアメリカンの家!インテリアセンスも自然で素敵!!!



若かりし頃のカーリー!小学校の同級生、檜山くんにそっくりだわ!


こちらキッチン!


あ、ペーパータオル使う?

つってかなり違和感ない住人from 陽が昇る国

家が、伝統が自然にうまく融合されてて気取ってないのにかなり良い。格好良い。


カーリーの弟さんに挨拶して、カーリーの秘密スポットに連れてってもらう!

国道から少し外れてゴトゴトと向かった先は

え?ここ国立公園?みたいな規模の大峡谷。

ここ何てゆーの?って聞いたら

「We call here the canyon.」って


名もないくらい地元寄りの場所なのか!

うちらもさ、地元の裏山とか「山行こー」みたいなテイストだもんね!


少しだけハイクするからねってことで、水と水着とタオルだけ持つ!


歩き始めたその道は

舗装なんてまったくないけど歩きやすい!けど岩壁むき出し!!!!


だって普通に歩いてるけど

ズームアウトしたら

危機一髪じゃん!


壁とかゴツゴツのトゲトゲでマリオのゲームだったら確実にここから槍とか出てきそうだし。

Don't trust the rock.
岩を信じちゃいけないよ。

ってカーリーからのハイクアドバイス。

確かに、石とか岩って崩れやすいから足場として踏み込んでガラガラガラー!!!!!グチャッ!
なんてことも起きちゃうもんね!


石や岩を避けて足場を選ぶよ!

ヒョイヒョイ歩くカーリーに付いていって、15分くらいで下に下ると



川辺に到着!!!!


砂が白い!!!!!!!川は濁って見えるけど、緑色みたいな色ですっごくキレイだよ!!!!!


地元の人たちはここでバーベキューとかキャンプするんだって!


早速水着に着替えて川遊び!

足場が岩で危ないから、山靴のまんま、もしくはウォーターシューズ要着用で!


水が冷たすぎずぬるすぎずで気持ち良いーーーーー!!!!!


そして何よりも、こんなすごい光景の中で

いるのは私達だけ!!!!!!!!!


それだけでまじ最高!!!!!!


意外と流れが速い。

もっと下流に行ってみよう!ってカーリーをリーダーに果敢に挑んでみると


あれ?

まじで

流れ

はやっやべっうおーーーーーーーー


下がゴツゴツの石なのに流れが速すぎて、もはやあんなに大きいカーリーすらも桃太郎さんの桃状態。どんぶらこーどんぶらこーとくるくると流されてしまうのを食い止めようと、足に力を入れて踵で石にひっかけて止まろうと踏ん張る。

が、流れで1人が流され1人が食い止めてまた1人が流されまた1人が食い止めて


傍から見ると遊んでるように見えたであろう3人の光景だけど、これまじで怖かった!!!

川の流れをあなどっちゃいかん!!!そのまま流されて滝にアーレーみたいなことも有り得ちゃうからねこの地域!!!!

何とか横に移動して、岸に上がった3人。

足は打ち身や擦り傷ですでにボロボロ。

それでもまだ下流に行ってみたいうちらは岸を歩いて流れが速いところを突破することに。


少しだけ歩いて緩やかな流れになったところでイェーイ!!!って岩から砂場にジャーンップ!ってギャーーーーーー!!!!!!!


ずぶずぶと泥沼にハマりました☆

でも慣れるとこの泥沼がまじで気持ち良い!!!!!

岸のほうで体を寝そべらせて、泥に身を任せながら水の流れを感じると


もう、天国よ??


泥を手にとってみると色んな色が混ざってマーブル色にキラキラしてて


しばらくその泥で大遊び。

水に潜っては

出て


バシャバシャ泳いだり

流れたり


こーんな贅沢なプライベート遊び場!!やりたい放題!!!!!

遊び終わったあとは、泥で怪物のようになってしまうのでしっかり洗い流すこと(^-^)/


川で洗濯するカーリー。

カーリーには太陽と馬のタトゥーが入ってるよ!

また上までハイクして

はいパシャリ!あんな場所でうちら流されて格闘してたのかー!


駐車しているだけでFordのCMのようにキマってしまうベタな撮影現場のようだけど実はレアな背景。



canyonを去って、さっきのカーリーの家の近くまで戻る。

地元の人たち御用達のカフェに寄ってハンバーガーとNavajo tacosとマンゴースムージーを3つ購入。

待っている間にお土産をジロジロと鋭い目つきで吟味して、そこから30分くらい車で進むと

坂の上を上がっていくカーリー

空は広くて車の中からじゃ見渡しきれない。雲の形も都会の中より生き生きしてハツラツしてる。


フっと窓の外を見てみるとユタからアリゾナまでを一望できてしまう地平線まで続く赤土の大地



東京を一望すると地平線まで都市が続いてるのと同じように

ここでは地平線までずーっと大地が続いてる


そんな光景に夢中になっているうちに

カーリーのセカンドシークレットポイントに到着。


ランチをぶら下げてテクテクと崖のほうに歩いていくと

Grand Canyonみたいに現実離れした豪快な岩山たちが出現した。

この素晴らしい眺めの丘の名前はSan Juan.

Carlos、これが君の地元なの?

初めての彼女をココに連れてきた。僕の目的はこの景色じゃなかったけどね。

と予想外のタイミングでさらっと腹を割るカルロス。

そんな思い出の場所に私達を連れてきてくれてありがとう!!!!!!!


まだ温かいNavajo Tacos.これまーーーーーじ美味しいよ!!!!


ランチを食べて、鳥の声を聞きながら梧飯とピッコロやネイティブアメリカンが修行してそうな岩山で3人でお昼寝。

このままここで3日間くらい過ごしてもよかったんだけど、うちらは明日の予定でPageに向かわなきゃいけなかった。

名残惜しさを存分に残していきながらさっきの道をまた下る。



ユタとかアリゾナの岩は本当に不思議で

こんな風に猿の顔にしか見えないような岩や、人の顔に見える岩や色んなモニュメントが存在してる。

ネイティブアメリカンの人たちは、この岩や自然の流れにたくさんの伝説を持っていて、今も語り継がれている。
何かさ、そーゆーのってちょっと日本と似てない??

お別れの前に、最後にMexican Hatと言われるまたまた奇妙で地球が生んだ奇跡の彫刻と言えそうな形の岩でハイパシャリ!


カーリーを家まで送ってここでお別れ。

うぅ!!!!!!旅のお別れってのは毎回本当に悲しい!

再会したうちらを温かく迎えてくれたカルロスお父さんのようなカルロス

See you soon!

間違いなくまた会うことでしょう!!!

カーリーのお陰で、旅の開始の2日目とは思えないほど充実な日を送った。


自分たちだけでは絶対に行けないところばかり連れてってくれて

ピコピコっと入ったカーリーからのテキストには

Don't miss ○○
      ○○....

まーた見たことも聞いたこともない場所の名前ばかり入ってた。

こりゃ、また来なきゃいけないな!


旅は道連れの時間も終わって、またPとまんの旅に戻る!

寂しくなんてないぜーーーー!!!!!


モニュバレから3時間ほどのPageの街に行くよ!

窓も全開で気持ちよくドライブをしていると

本当に変な雲ばっかり見る。

しまいには

空とは思えない色と形になってきて







2人で雨上がりの匂いを感じながら興奮して車を停めてお口あんぐり。

お母さん!!!人間ってちっぽけですーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!


って叫びたくなるくらいに、この世界で起きることは予測不可能なスケールの空だった!



いつものRout 98を真っ直ぐ走ったら、うちらの大好きなPageに着く。

避暑地として有名な夏のPageは、宿泊客でいっぱいだからWalk inでホテルを探せないときもある。

4軒くらいまわってみたけどどこもいっぱい!

結局最初に教えてもらったBudget inで$80で宿泊。

Walmartで必要物資を買い込むつもりが無駄なものばかり買い込んで、サラダを食べて、3日ぶりくらいのシャワーを浴びたときに、次くるときは髪をショートにしてこようと思いました。



明日はThe waveの抽選に初挑戦!!

イェイ!!!!



8.20.11

3 comments:

Anonymous said...

人生楽しんでるねー!!
写真が綺麗すぎて感動した^^
blogちょいちょい覗いてまっす

富山帰ってきたらみんなでのもー!

たぐでした(笑)

Tockey said...

久しぶりに見たけど凄いね~偉いなーこんげして日記ちゃんと書いてて、しかも詳しいし!! いやいや、アリゾナ行ってたのね。。。NYも来て!!!!!!Miss you---!!

GALAPAGOS said...

たぐ
久しぶり!!!!早死にしそうな気するから楽しめるときに楽しんどく!笑
飲も飲もー!!!たぐの子供まだ会ってないし!
また富山帰ったら連絡するちゃ♪

Tockey
久しぶりー♪自己満なんだけどこーゆーチマチマ日記つけるのが楽しくてしょうがない 笑
まじでNY行きたかったー!!!せっかくアメリカ上陸したのに!Miss you too---------!!!!!!!ガオー!!!!