えーあたしのブログタイトル JUNGLE SUMITAI
やっぱり人は口にしたり公言してる方向に進んでしまうらしく、これを世の中では引き寄せの法則なんて呼んだりするらしい。
タイのパンガン島で、実際にジャングルに住んでいる人物、
うーん違うなー。
ジャングルに住んでるオヤジに会った。うん、人物ってかオヤジですジャングルに住み着いてしまったオヤジ。オヤG。
うちらをこのオヤジに巡り合せてくれたのは、パンガンに向かうサムイの港であたしがタイ人だと思って話しかけた英語教師N。向こうもあたしをマレーシア人だと思って日本人同士で英会話していたのがきっかけだった。
このN、英語教師という立場をフルに活用して夏休みとか春休みに海外旅行をしまくっているツワモノ。
このNのぶっ飛んだ職権乱用ライフのお話はまた今度!
「GALAPAGOSちゃんにジャングルに住んでるヤバいオヤジに会わせるよー!」ってバイクでビーンって引率してくれたN。
いやー、ジャングルに住んでるおじさんなんてさ、高床式の木の家でココナッツの器とか自分で研いだナイフで器用に作りながら犬とか口笛で率いちゃって果敢に魚とか捕って焼いて煮て食っちゃう超レベル高いおじさんなんじゃないのぉおおお????
なんてそわそわわくわくしながらNに続く。
「まあとりあえずやばいよ!」なんてうやむやな答えをしながら、ヒッピーたちがタムロする大通りから外れた小道を曲がる。
ホテルからバイクで20分くらい走って、オヤジの家の入口に到着!
熱帯雨林の植物に囲まれた入口!オッケー!
犬が出迎えてくる!オッケー!
高床式の木の小屋!!!オォッケェー!!!!
やっばぁーい本当にジャングルに住んじゃってるじゃんこの人!仲良くなれるかなぁドキドキ..
おじゃましまーすなんつってルンルンと梯子を上って目の前に広がった光景は
めっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっちゃ小汚い小屋だった。あと臭かった。
そして、その奥でオヤジはオナニーをしていた。
ガラガラガラグッシャーン!少女の理想は崩壊した!
ブログのタイトル変えようかな!
中肉中背で真っ黒に焼けたオヤジは、多分元々は白かったであろうグレイと黄色に変色した麻のズボンにそろーっと手に持っていたモノをしまい、黒い肌のコントラストでやけに目立つ目玉でギョロっとこっちを向いた。
あぁ!オヤジ今オナニーしてなかった?してたよね絶対。なんて社内ゴシップをひそひそ話す女子社員みたいにNと話しながらもそこはエチケット。何も気付かなかったフリして小屋に上り込んだ。
友達連れてきたよ!とドカドカとオヤジの元へ歩いてドシッとあぐらをかくN。
あたしもHello~(^^)Nice to meet you~(^^)とか友好さを取り繕いながらオヤジの元へ歩く。
にしても一歩踏み入れただけで足がかゆいのは気のせい?じゃないと思う。かゆいっていう感情はもしかしたら視覚から生じる人間の拒否反応なのかもしれない。だって本当に足の裏かゆいもん。見てるだけで。
パンっと一叩きしたらハウスダストアレルギーの人の目を一瞬で破裂させてしまいそうな座布団の上に腰を下ろし、オヤジとNが世間話してる間に小屋を見渡してみる。
間取りで言ったら1DKだね!寝床と、テラスみたいになってるコの字型の部屋。
うち、コの字の一角は粗大ゴミ置き場とオヤジの洗濯物干場(汚い衣類)になっていて完全デッドスペース!
残りのスペースには、天井からハンガーが釣り下がってたりまな板とかつりさがっててちょっと理想のジャングル暮らしっぽい!ただし汚くなければ!
パンガンって島自体がジャングルだから、整備されてない山とかに一歩入るとジャングルみたいなんだよね。少し奥まで進むとリアルジャングル。
小屋の周りにはヤシの木とか元気な植物がワサワサ生い茂ってて、下には川が流れてる。
こんなジャングルの中に木で組み立てられた家は建築当初はさぞかし可愛かったであろう。
が、今は残念なことにオヤジの垢やら何やらが染みついてしまったのか黒く変色しちゃって損傷激しめ。台風来たら一発KO。
床には何年前からその場所から動かされていないのか分からないようなサビたヤカンがゴロンと転がっていて
壁には国王のポスターが貼ってあり、こんなところにもタイ国民の愛国心がうかがえる。
国王の下には同じく何年前から動いていないのか分からない汚れがこびついたマグカップが、もうここから一生動きましぇーんと言いたげな顔でテーブルに張り付いてる。国王はこんな国民が同じ国にいること、想像したことあるのかな?
その下には廃れた様子のビールの箱が置いてあって、やっぱ酒と堕落は切り離せないのかと妙に納得。
今こうやって情景を思い出してるだけでも鼻の奥から猫小屋の匂いがカムバック。
どこかで嗅いだことがある匂い。猫のトイレの匂いが漂うオヤジの小屋。
椅子のカバーとかははがれてて中綿むき出し。でも寝床から出たところに壁に沿って木のベンチが設置してあるところを伺うと、一度はオヤジも夢のジャングル生活を夢見て設計したんだろう。
謎なのが、家のところどころランダムにポリ袋がはさまっている。何で?何用?
で、やっぱ寝床から出てきてすぐに外の空気を吸いながら身だしなみをするのか、洗面用具みたいなものがバルコニーに置いてありました。
起きてすぐ外に出て木のテラスで熱帯雨林の中で顔洗ったら気持ち良いだろうなーーーーー!!!!
ただしこの場所以外だったら。
あたしだってこんなに人様の家のことボロくそに言いたくないよ!
どんな家でもその人の愛情こもった家だからね!
でもね、ズボラな男はジャングルに住まないほうがいいってことが分かりました。
いやでもこのオヤジもはやジャングルに住んでようが団地に住んでようが、結果は変わらないんじゃないかな?
そうなったら通気性が良いここに住んでたほうが世のためオヤジのためにはいいのかもしれない。
フルーツとかだったら食べてペイッて捨てても土に返るだろうし、このオヤジはやっぱり野性的な勘で自分のベスト住居をここに定めたんだろうね。
ジャングルに選ばれしオヤジ。ちょっとうらやましい。
ジャングルに住んでたらみんなターザンみたいになるものだと思ってたんだけど、ただのあたしの未熟な願望でした!新しい世界を見せてくれたオヤジに感謝しています☆
自分が願ってた方法とはちょびっと違ったけど、ジャングル生活に前よりは近づいたなと思った瞬間でした。アナザージャングルライフの情報求む。
次回
ジャングルに住んでる男in Thai~オヤジの恋~
へ続く
1.3.2012
やっぱり人は口にしたり公言してる方向に進んでしまうらしく、これを世の中では引き寄せの法則なんて呼んだりするらしい。
タイのパンガン島で、実際にジャングルに住んでいる人物、
うーん違うなー。
ジャングルに住んでるオヤジに会った。うん、人物ってかオヤジですジャングルに住み着いてしまったオヤジ。オヤG。
うちらをこのオヤジに巡り合せてくれたのは、パンガンに向かうサムイの港であたしがタイ人だと思って話しかけた英語教師N。向こうもあたしをマレーシア人だと思って日本人同士で英会話していたのがきっかけだった。
このN、英語教師という立場をフルに活用して夏休みとか春休みに海外旅行をしまくっているツワモノ。
このNのぶっ飛んだ職権乱用ライフのお話はまた今度!
「GALAPAGOSちゃんにジャングルに住んでるヤバいオヤジに会わせるよー!」ってバイクでビーンって引率してくれたN。
いやー、ジャングルに住んでるおじさんなんてさ、高床式の木の家でココナッツの器とか自分で研いだナイフで器用に作りながら犬とか口笛で率いちゃって果敢に魚とか捕って焼いて煮て食っちゃう超レベル高いおじさんなんじゃないのぉおおお????
なんてそわそわわくわくしながらNに続く。
「まあとりあえずやばいよ!」なんてうやむやな答えをしながら、ヒッピーたちがタムロする大通りから外れた小道を曲がる。
ホテルからバイクで20分くらい走って、オヤジの家の入口に到着!
熱帯雨林の植物に囲まれた入口!オッケー!
犬が出迎えてくる!オッケー!
高床式の木の小屋!!!オォッケェー!!!!
やっばぁーい本当にジャングルに住んじゃってるじゃんこの人!仲良くなれるかなぁドキドキ..
おじゃましまーすなんつってルンルンと梯子を上って目の前に広がった光景は
めっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっちゃ小汚い小屋だった。あと臭かった。
そして、その奥でオヤジはオナニーをしていた。
ガラガラガラグッシャーン!少女の理想は崩壊した!
ブログのタイトル変えようかな!
中肉中背で真っ黒に焼けたオヤジは、多分元々は白かったであろうグレイと黄色に変色した麻のズボンにそろーっと手に持っていたモノをしまい、黒い肌のコントラストでやけに目立つ目玉でギョロっとこっちを向いた。
あぁ!オヤジ今オナニーしてなかった?してたよね絶対。なんて社内ゴシップをひそひそ話す女子社員みたいにNと話しながらもそこはエチケット。何も気付かなかったフリして小屋に上り込んだ。
友達連れてきたよ!とドカドカとオヤジの元へ歩いてドシッとあぐらをかくN。
あたしもHello~(^^)Nice to meet you~(^^)とか友好さを取り繕いながらオヤジの元へ歩く。
にしても一歩踏み入れただけで足がかゆいのは気のせい?じゃないと思う。かゆいっていう感情はもしかしたら視覚から生じる人間の拒否反応なのかもしれない。だって本当に足の裏かゆいもん。見てるだけで。
パンっと一叩きしたらハウスダストアレルギーの人の目を一瞬で破裂させてしまいそうな座布団の上に腰を下ろし、オヤジとNが世間話してる間に小屋を見渡してみる。
間取りで言ったら1DKだね!寝床と、テラスみたいになってるコの字型の部屋。
うち、コの字の一角は粗大ゴミ置き場とオヤジの洗濯物干場(汚い衣類)になっていて完全デッドスペース!
残りのスペースには、天井からハンガーが釣り下がってたりまな板とかつりさがっててちょっと理想のジャングル暮らしっぽい!ただし汚くなければ!
パンガンって島自体がジャングルだから、整備されてない山とかに一歩入るとジャングルみたいなんだよね。少し奥まで進むとリアルジャングル。
小屋の周りにはヤシの木とか元気な植物がワサワサ生い茂ってて、下には川が流れてる。
こんなジャングルの中に木で組み立てられた家は建築当初はさぞかし可愛かったであろう。
が、今は残念なことにオヤジの垢やら何やらが染みついてしまったのか黒く変色しちゃって損傷激しめ。台風来たら一発KO。
床には何年前からその場所から動かされていないのか分からないようなサビたヤカンがゴロンと転がっていて
壁には国王のポスターが貼ってあり、こんなところにもタイ国民の愛国心がうかがえる。
国王の下には同じく何年前から動いていないのか分からない汚れがこびついたマグカップが、もうここから一生動きましぇーんと言いたげな顔でテーブルに張り付いてる。国王はこんな国民が同じ国にいること、想像したことあるのかな?
その下には廃れた様子のビールの箱が置いてあって、やっぱ酒と堕落は切り離せないのかと妙に納得。
今こうやって情景を思い出してるだけでも鼻の奥から猫小屋の匂いがカムバック。
どこかで嗅いだことがある匂い。猫のトイレの匂いが漂うオヤジの小屋。
椅子のカバーとかははがれてて中綿むき出し。でも寝床から出たところに壁に沿って木のベンチが設置してあるところを伺うと、一度はオヤジも夢のジャングル生活を夢見て設計したんだろう。
謎なのが、家のところどころランダムにポリ袋がはさまっている。何で?何用?
で、やっぱ寝床から出てきてすぐに外の空気を吸いながら身だしなみをするのか、洗面用具みたいなものがバルコニーに置いてありました。
起きてすぐ外に出て木のテラスで熱帯雨林の中で顔洗ったら気持ち良いだろうなーーーーー!!!!
ただしこの場所以外だったら。
あたしだってこんなに人様の家のことボロくそに言いたくないよ!
どんな家でもその人の愛情こもった家だからね!
でもね、ズボラな男はジャングルに住まないほうがいいってことが分かりました。
いやでもこのオヤジもはやジャングルに住んでようが団地に住んでようが、結果は変わらないんじゃないかな?
そうなったら通気性が良いここに住んでたほうが世のためオヤジのためにはいいのかもしれない。
フルーツとかだったら食べてペイッて捨てても土に返るだろうし、このオヤジはやっぱり野性的な勘で自分のベスト住居をここに定めたんだろうね。
ジャングルに選ばれしオヤジ。ちょっとうらやましい。
ジャングルに住んでたらみんなターザンみたいになるものだと思ってたんだけど、ただのあたしの未熟な願望でした!新しい世界を見せてくれたオヤジに感謝しています☆
自分が願ってた方法とはちょびっと違ったけど、ジャングル生活に前よりは近づいたなと思った瞬間でした。アナザージャングルライフの情報求む。
次回
ジャングルに住んでる男in Thai~オヤジの恋~
へ続く
1.3.2012
2 comments:
ども!恩田と申します。バーニングマンで検索していたら、発見しました!ブログ、超おもろいですね!笑 2010年に行かれたんですか? 今年行こうと思ってるのですけど、宜しければ是非話聞かせて下さいー!
facebookかtwitterやられてます??
http://www.facebook.com/michinori.onda
http://twitter.com/michinorionda
どちらかにコンタクト貰えるとめちゃ嬉しいです!
バーニングマンの先輩として、色々教えて下さいー!!
恩田倫孝
恩田さん、コメントありがとうございますー!
お話できるときを楽しみにしております♪
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