んーーーー
助けて
誰か
あたしの3年間の思い出を!!!
まじアホでおっちょこちょいでスットコドッコイのあたしは、ハードディスクに入っていた膨大なデータを一瞬にして無に還してしまいました!フォーマットってすごい!バキラだよバキラ!
今友達2人が修復作業してくれてます!神様ー!
そのあとご飯食べてたんだけど、その子の腕の毛がけっこーフサフサしててさ!
フワフワでエアリーだね!って言ったら
あーあんま気にしてない!てかそー言えば俺さー腕の毛立たせられるんだー
って言って腕を真剣な眼差しで見つめはじめるクレイくん
なんと!!!
腕毛一本一本が生命を持ってるかのように、一本一本がゆっくりと!確実に!むくむく立ち上がりはじめた!!!!
その部分だけ鳥肌までたってる!
あまりの驚きで目全開きお口だらーんの顔で1分制止!
すごい!ドラゴンボールの世界を感じたよ!!
クレイ曰く、頭ん中でそこの部分に立てー立てーって念じてるらしい!
細胞はミラクル!!
思いがけない人間の才能ショーを楽しませてもらい、感動冷めやらぬまんまバイトに!
私ピアノバーでもバイトしてます!
一発目についたお目めクリクリでふくよかな、老けたキューピーちゃんのような見た目でいかにも人が良さそうなブラジルに赴任中のお客さん
ブラジルにもキャバクラってあるんですか?
あるよー!女の子ブラジル人だけどねー!
キャストがブラジル人のキャバクラ
もちろん会話はポルトガル語。急に日本語での男女の駆け引きの会話が恋しくなった田中さんは日本語が話せる女の子を、とお店に要望!
出てきた女の子は
黒のレースのミニワンピを纏った74歳のオーナー兼キャストの千鶴ちゃん
しずしずと田中さんの横に座りそれとなく会話を始める千鶴ちゃん
いくらキューピーちゃんのような田中さんでもなかなか74歳の千鶴ちゃんにテンション上がるこももできず、会話はなかなか弾まずそこは千鶴ちゃんの腕の見せ所
が、しかしやはり千鶴ちゃん74歳!会話を長く続けるうちに疲労の影がチラホラ出始める
お歌でも歌ってください
と丸投げに入る千鶴ちゃん
いや、カラオケが苦手で
こんなとき自分が大のカラオケ好きだったらどんなにこの空気を取り繕えただろうと無念の気持ちでやりきれなかったであろう田中さん
結局体力を使いきって無言でただただ隣に居続ける千鶴ちゃんとその光景を特に疑問にも思ってない田中さんと、ボンバーな体のブラジリアンセクシーたちと甘いチークダンスをしている部下たち
その後何回行っても田中さんの横は毎回千鶴ちゃんの指定席に!そこで2人の間に長年連れ添った夫婦のような愛情が生まれるわけもなく、自然に足が遠のくように。
久しぶりに部下を連れて寄ろうかと思ったらその店は潰れてたらしい。
74歳の千鶴ちゃんは祖国から遠く離れたラテンの地で何をしてたんだろう
何が彼女をブラジルという土地に来させて何が彼女に黒のレースのミニワンピを着させて何で彼女は自分の店の存続がかかった大事なお客さんに若いセクシーちゃんをつけずに自ら風切って田中さんに向かってったんだろう
千鶴ちゃんは今何をしてるんだろう
パリにもキャバクラがあるらしい!
パリにいる女の子はねー、けっこう変わった子が多いらしくてね!画家とかお菓子職人とか椅子を作ってる子とかオーボエを作ってる子とかがつくらしい!なんてカラフルなキャバクラ!
でもみんな変わってるから、合わないと合わないまんまそれが修復されることもなく時間が過ぎてくらしい(^^)
攻略が難しそうだぜ!
やっぱ日本のキャバクラ文化は面白いねー!
あとこの一週間くらいはねー、当たり前のことだけど友達みんなに心から感謝してる!
あたしの友達はみんな天使で神様からの言葉を代わりに言ってくれてんじゃないかなんてぶっ飛んだメルヘンな想像をたまにしちゃうくらいに、その都度自分が必要な言葉をかけてくれる
友達だけじゃなくて周りの人みんなそうだけどね!
ありがたやー(′▽`)
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