市民マーケットであたしが奇妙なマヨネーズ容器のようなくまのパッケージの美白クリームに気をとられていると
するっとあたしの腕に触れるしっとりした指先
その触れ方が今まで経験したことのない感触で
びっくりして横を見ると
顔に大きな腫物ができた8才くらいの男の子。
お金が欲しい
とのその子の言葉に
胸がどきどきしながら「Sorry」とうつむいた。
今ここでお金をあげたらこの子はずっと働かないかもしれない。
でも誰かがお金を渡さなかったらこの子は死んでしまうかもしれない。
去っていく男の子と別方向に歩きながらも、腕に残ったあのそっとすがりつくような感触で涙が出そうになる。
もしかしたらあの子は本当に働けないんじゃないのか?
1ドルくらいあげてもよかったんじゃないのか?
罪悪感と後悔とこれがあの子のためなんだと言い聞かせる気持ちと
正義ぶるわけじゃないけど、あたしは毎回答えが出ない。
みんなホームレスにってお金を渡すのかな?
あたしは、あたしの職場に向かう途中にいるいつも通勤ラッシュの中に立ってたまに
「ちょっとすみません、お金をください」
って話しかけてくるおばさんは、完全無視で風を切って突っ切ってしまう。
そのおばさんの背景に何があるかは分からないけど、そのおばさんは明らかに働けるのに通勤ラッシュで重い鞄を持って息を切らして階段を昇る人を引き留めて、「すみませんけど、お金をください。わたしお金がないんです。」って言うんだ。
NYのホームレスは、かなり活発だ。
電車の中でいきなりバーンっと入ってきては
「俺の名前はトム!!こうこういう理由で職がなくてホームレスをやっている!!君たちの1ドルをどうか俺に恵んでくれ!!!!」
とか声高々に演説する光景を、よく見る。というか毎日だ。
中には自分でパフォーマンスをして稼ぐ人たちも。
パフォーマンスをしてる人たちにはあたしはよくついついお金を渡してしまう。
こんな社会の中で生きるパワーを感じてたまに逆に感謝するときもある。
NYはまた特殊で、人種の問題で働けなかったり治療ができなくてホームレスになってしまう人がたくさんいて、更にそういう人たちが街の中にいるから人目につきやすいし目立つ。目ん玉が飛び出してしまっている黒人の人を何回か見たことがある。
サンドイッチを買って、2つついてきて、1つ要らないなと思ったときにはそういう人たちに渡したりしたときもあった。
もしくは、ホームのベンチにそのまま置いて行ってた。そしたら時間も経たないうちに彼らが食べるから。人間的な扱いをしていないように聞こえるかもしれないけど、対人間として食糧調達のやり方が違う人たちとあたしなりに食べ物をシェアしただけで、決して上から目線の行動ではない。
でも、物乞いの子供たちはどうかな。
発展途上国への資金援助で援助に慣れてしまい労働意欲を失う国民が出てその国の本当の援助にはなっていない。
ってゆーのと同じように、自分はお金をもらえるっていう形に慣れてしまったら確かに今後その子はずっと仕事をしない大人になってしまうかもしれない。
一度エサを与えられた野生動物が食べ物を自分でとれなくなってしまうように
若いだけで可愛いって言って高額給料をもらえたキャバ嬢が自分で仕事ができなくなるように
援助交際をした女子高生がローソンでバイトなんてしてらんねーと麻薬を売るようになってしまうように
その子供も、自分で生きられなくなってしまうかもしれない。
アンコールワットの出口で話しかけてきた女の子がいた。
木のブレスレッドをあたしに1ドルで売ってくる
Where are you from?Thailand?カップンカー!
Japanese?お姉さんカワイイ!こんにちはー!安いよ1ドルだよお姉さんカワイイよ!
と多分5か国語くらい同じ単語を覚えててずーっとぴったりくっついてくる。
トイレから出てきても出待ちしてあたしを見つけて手をぶんぶん振ってくる。
でもその子、目がきらきらしてて笑顔が無垢で、まるでその仕事を楽しんでるみたいで
でも周りにもいっぱい子供が集まってきたからあたしはそのままバスに乗り込んだ。
そしたらその子
バスに乗ってからも窓の外から顔出してお姉さああああああああああああん!!!!!!!!!!かわいいいいいいいよおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!
と半分ヤケになって10分くらい叫び続けてた。
声が枯れて喉が焼けるんじゃないかってくらい叫んでても、ちらっと見てみるとその子はまだ笑顔。
気付けば15人くらいの子供がバスの周りでバナナやら写真やらを売ってて
とうとう諦めて遠くに行ったその子を呼び戻して、あたしはその木の腕輪を買った。
カンボジアのお金を受け取るとその子は抜けた歯でぱぁっと笑ってありがとう!!と叫んでタタタッッとまた駆けて行った。
あたしにとっては1ドルだけど、あの子にとっては価値のある1ドル。
支援の形にもいろいろあるよね。
人と人との間のデコボコがぴたってくっついた瞬間に本当の支援は成立するんじゃないだろか。
でも、あの市民マーケットの指の感触は一生忘れないと思う。
Monday, October 31, 2011
Monday, October 24, 2011
2日目から飛んですでにJAPAN
はい!日記毎日書こうと思ったけど無理でしたね!
もう日本です!ヴェトナム ホーチミンとカンボジア シェムリアップから帰ってきました!
素晴らしい経験してきました!!
シェムリアップの街のセンスの良さにまだ驚いています!!
とりあえず今日は眠いので、カンボジアで見つけたホストのオーラを持つ男の子だけ載せておきます!
べつに欲しくもないポストカード10枚セットを1$で買わされました。
来年の私の年賀状はアンコールワットカードになると思うので、気に入った方はトイレにでも飾ってください。
あ、私あれだけSteveJobsがどーだこーだと言ってたくせに、行きの飛行機でi-phone失くしました!
Steveが4Sに変えろって言ってることだろうと思い込むようにしたので、今日予約したため2週間ほど連絡がとれません!
それまではプリペイドを買って違う番号でやり過ごす予定だけどお急ぎのご用件の方はパソコンメールまで(^-^)/
あ、あとスケジュールも全部飛んでしまったので、ここ2週間くらいで何か私と予定があった人は連絡ください!
偉そうに聞こえますがそんなつもりは決してありません!土下座しながら言ってる光景を頭に浮かべながら読んでいただけると幸いです!
失くし物をする自分に嫌悪の嵐!でも自分を嫌いになってもしょうがないので、行動改善心理学という本を購入してみました!この本が私の人生を変えてくれることになるかどうかはまだ分かりませんが大バカ者なりにどうにか改善しようと努力しているので、みなさま
どうか見捨てないで!!!!!
おやすみなさい☆
Wednesday, October 19, 2011
ホーチミン2日目 世界珍100景
実は何で今回ヴェトナムとカンボジアに来てるかというと
あるビジネスで大成功しているK.Wさんが主催するアジアでビジネスを始めようとゆー人たちと現地で成功してる人たちをつなげようツアーにうちの社長が来てて、あたしも半分仕事半分研修で来てるんです。
昨日はこっちで広告代理店と歯医者をしてる人と
チーズでの野心を叶えてるうちにヴェトナム1のピザ屋さんを作った人と交流して
今日は
ヴェトナムのセンスを理解しよう
という名目で
世界珍100景の中に上位ランクインするであろう、ソイテンパークに。
ここ、まーじーでやばい。
ちょっとあまりにも放っておけない要素が多すぎるので写真てんこもりな内容になってます!
ヴェトナムのディズニーランドだと思ってご覧くださいませませ!
近くになると、バスで遠くから見えるシンデレラ城のようなシルエット。
近づくと、粘土を固めたのに溶けちゃったような残念感あふれる岩山。
違う類の期待を抱きながら目的地ソイテンパークに到着すると
ゲートからすでに有り得ない原色の配色と
口からげぼげぼと水を出し続ける巨大ガマガエルがお出迎え。
ちょっとわたしカメラのメモリーが足りなくてあんまり写真を撮れなくて非常に非常に非常に今世紀5位くらいに入るくらい残念だったんですが、いっしょにいたキャメロンの写真を拝借します!!
予習までに
→ここ(クリック!)←
を見てください(^-^)/
入場料50000ドン(200円くらい)を払い、中へ入ると
もはやヴェトナムなのか中国なのか黄泉の国なのかさっぱり分からないオブジェが醸し出す異様な空気。
床は、全部こんな感じのタイルでもしかしたらデザイナーは金運アップのパワースポットを意識しているのかもしれない!
変なオッサンがぎこちなくお辞儀を繰り返す人形を横目に通り、小さい部屋の中へ入ってみると
ギラっっギラのこってこての豪華な部屋模様。
実はここ、1人80円くらいでヴェトナムの伝統衣装を着れるという間。
みんな着ようというノリになり
ちゃっかりあたしも。
衣装を自分で選び、
女の子は髪とか口紅とかまでちゃんとヘアメイクがやってくれる。
仕上がりは
ジャーンっ!
うん、博物館とかに置いてある王族の一族の記念写真だね!
かなりまがまがしい王座まで用意されており
キメてきました。
でも意外とゴミとか普通にぺいって挟まれてて
せっかくここまで作りこんだのにかなり雑。
運転手が運転してくれるバスチケットを買い、
いざ出発!
と、何やら怪しいシルエットが
近づいてみると
外から見えたシンデレラ城のシルエットの正体は、城なんてメルヘンなものにかすりもしない、ひげやら髪やらオーラやらがごっちゃまぜになったオッサンの生首でした。
ここ、微笑みのオッサンの生首のふもとでプールで遊べるから絶対水着持ってきたほうがいいよ!!
アトラクション1つごとにお金払わなきゃいけないんだけど、高くても200円とかだから全然遊べる。
でも月給25000円あれば良いほうのヴェトナム人からしたら高級だから入場料を払って1日1つのアトラクションに乗ってあとはテーマパーク内でごろごろして遊んでるみたい!
指を仏のように曲げた竜の口の中に入ると
えらく調子の良い電飾の後光を背負った仏様。
1番前にいるエビスさんとか顔が欲のかたまりにしか見えないよ!!
全体像は
こんな感じ。
ファンキー後光仏様を取り囲む絵は
パステルな僧とか女神みたいのとか
仏様が絶妙な配置でドームの中を取り囲んでて
本気でやってんのか趣味を全面に出してしまったのかちょっと掴みづらい!!!
普通の顔して置いてあるオブジェも
草に埋もれた白い像とか
奇妙あ巨大かえるとか
かなりデザイナー視点で作られた蓮の花の周りに泳ぐオタマジャクシとか
銭をくわえた巨大鳳凰とかがニョキっと出てきて本当に見るに飽きない。
この巨大鳳凰アトラクション、べつに鳳凰とかまったく関係なく
2万5000年前のヴェトナムを体験しよう!みたいなアトラクションなんだけど
すんげーゆるい流れるプールに一寸法師が乗るようなお椀の下にタイヤを浮かべてそれに乗ってどんぶらこどんぶらこ流れる内容。
しかも、下にレールがあるわけじゃなく単に流れてるだけだからたまに動きが止まってしまい、その際にはつまってる後ろの人に押してもらってみんなで協力しながら進まなければいけない。
1人で乗ってしまって流れが止まると人がくるまで一晩お椀の中で過ごすか、この暗闇の中を泳いで助けを求めなければいけないかと思うと本当に恐ろしいアトラクションを作ったもんだと感心してしまう。
トンネルの中に入るとかなり真っ暗で、ライトに照らされて見えるのは人間を虐殺する恐ろしいゴリラの模様。
たまに大きいリアルゴリラがガオー!!とか言って横から出てくるんだけど、なにせ乗ってるアトラクションがこれだからそのゴリラが恐いってゆーよりそのゴリラが持ってる石が本当に落ちてきたりしないかがリアルに恐い。
トンネルを抜ける1番最後に巨大ゴリラが襲い掛かってくるんだけど、そのゴリラの股がかなり近くて頭をすってしまうような設計ミスで、最後に振り返ると無駄にゴリラのお尻がリアルに作られててそこにも唯一無二なデザイナーのこだわりがうかがえる。
べつにディズニーランドみたいにキャラクターがいるわけじゃないんだけど、
巨大狛犬の山とか
にゃん♪みたいなセクシーな銅像とか
他にも樹齢何百年のような樹に埋まってる仏様のオブジェとか
とりあえず、見るに飽きないことは約束します!
途中、昭和の田舎のショッピングモールのゲームコーナーみたいなエリアがあって
そこではサクラがバカみたいに商品を獲得している。
ほら!
ソイテンパークって
こんなに楽しいでしょっ?
ゴーン。
車を運転してる女の子は最初、30分のチケットだから早く行くよ!って急かしてて
景品のぬいぐるみをあげたら急にテンション最高潮になってもっとやれもっとやれってゲームを薦めてきた。
チップをあげても全然喜ばなかった子なのにツボが分からないよおかあさん!!!!
こっちに住んでる人たちに聞くと、ヴェトナムの女の子たちは精神年齢がかなり幼い子が多いらしい。
うーん!シュール!
悪魔の間の中に入ると
しょっぱなから貞子みたいな女の人が悪魔に囲まれて土下座してて
進むごとに、人間虐殺を楽しむ悪魔ツアーが用意されている。
うーん、シュール!
ちょくちょくコンテンツが変わるから今はないらしいんだけど、前は
ハチミツを盗んだくまのプーさんが撲殺されるショーとかやってたそうな。
ヴェトナム文化、つかみづらいよっ☆
続いてうちらが食いついたのは
ワニ釣り。
やばいよ、テーマパーク内に本当にワニがうようよしてるから。
1個200円くらいの豚レバー付き釣竿を購入し
いざ、ワニ釣るぞーっ!
大の大人たちが本気でワニと引き合い押し合いの大接戦。
実際釣りあげられるわけじゃないんだけどワニがバクっっとレバーをくわえたところでぐぐぐっっとワニと力比べをできる。
お腹がいっぱいになってひなたぼっこするワニさんたち。人がいすぎてたまにレバーで身体をつついても無反応のワニさんもたくさんいる。
ここ、いちいち気味悪め☆
次は、ソイテンパークの中ではお値段高めの200円を払った4Dショー!
演目はオズの魔法使いで、椅子が揺れたりシャボン玉が出たり、いきなり背中から鋭い細いレバーみたいのが出てきて刺されたりしてかなり痛くて誰もがビクッ!!!となったり、意外とクォリティ高め。
これがヴェトナム1のテーマパーク ソイテンパークだ!
またまた発見のゲームコーナー。
どーんとたたずむロデオを発見。
これ、動いてないときに見るのと実際乗ってみるとえらい違いで
いつが終って下に落ちたときが終わりってゆー何だかやるせないけどかなり激しくて辛いゲームで
落ちるのを楽しみに観ているオーディエンスも集まって、意外と上手く長く乗ってるほうがしらけられたりする。
しかもこれどうやって動いてるかというと
乗ってる人の具合を見てスタッフが動きを大きくしたり右や左に回すので
こっちが遊んでるというよりは、完全に彼らに遊ばれるためのゲーム。
楽しく魔法のようだった時間ももう終わり!
パークを出てからは
クロコダイル料理がお待ちかね!
初めてのげてものカエルとクロコダイルのお味は
かなり生臭め☆
カエルは味がしない鶏みたいで全然食べられたけど、「うわーまじカエル食べたーい!!!」ってなることは無人島で遭難しない限りないと思う。
ワニはあのうろこのとげとげがそのまんま出てきて、コラーゲンの層がかんんなり分厚めだから体には抜群に良いと思う!!でもかなり生臭くてあきらめたよ!揚げたほうがいいっぽい!
朝から何だか誰にもうまく伝えられない絶妙な体験を繰り返し、その横の地元の人たちがくるモールで一休み。
パン一斤50円とかだよ!!
あぁ、夢のような世界だった!ただ1つ言えるのはこのソイテンパークを作った人たちは全員そろって頭がぶっとんでるってことだけです!ここ、世界でも体験できること絶対ないくらい面白いからまじオススメ!!!
そのあとは、日本人ホテルを始めて成功している東屋さんのところへ。
男性は屋上に露店風呂がついていて、かなり気持ちが良いらしい!朝ごはんは完全和食で日本人ビジネスマン御用達。
マッサージも1時間700円とかでかなり上手いよー!!
んで、そのあとまたまた名古屋の方が経営している富士山溶岩石焼肉(08 3820 9420)でこっちでビジネスをしている人たちと濃密な情報交換をしながら飲み食いし
男性達は床屋で髪を切るのかナニをするのかな旅に出かけ
うちらはマジェスティーホテルのオープンバーでしっぽり飲んでた。ニン!!
あるビジネスで大成功しているK.Wさんが主催するアジアでビジネスを始めようとゆー人たちと現地で成功してる人たちをつなげようツアーにうちの社長が来てて、あたしも半分仕事半分研修で来てるんです。
昨日はこっちで広告代理店と歯医者をしてる人と
チーズでの野心を叶えてるうちにヴェトナム1のピザ屋さんを作った人と交流して
今日は
ヴェトナムのセンスを理解しよう
という名目で
世界珍100景の中に上位ランクインするであろう、ソイテンパークに。
ここ、まーじーでやばい。
ちょっとあまりにも放っておけない要素が多すぎるので写真てんこもりな内容になってます!
ヴェトナムのディズニーランドだと思ってご覧くださいませませ!
近くになると、バスで遠くから見えるシンデレラ城のようなシルエット。
近づくと、粘土を固めたのに溶けちゃったような残念感あふれる岩山。
違う類の期待を抱きながら目的地ソイテンパークに到着すると
ゲートからすでに有り得ない原色の配色と
口からげぼげぼと水を出し続ける巨大ガマガエルがお出迎え。
ちょっとわたしカメラのメモリーが足りなくてあんまり写真を撮れなくて非常に非常に非常に今世紀5位くらいに入るくらい残念だったんですが、いっしょにいたキャメロンの写真を拝借します!!
予習までに
→ここ(クリック!)←
を見てください(^-^)/
入場料50000ドン(200円くらい)を払い、中へ入ると
もはやヴェトナムなのか中国なのか黄泉の国なのかさっぱり分からないオブジェが醸し出す異様な空気。
床は、全部こんな感じのタイルでもしかしたらデザイナーは金運アップのパワースポットを意識しているのかもしれない!
変なオッサンがぎこちなくお辞儀を繰り返す人形を横目に通り、小さい部屋の中へ入ってみると
ギラっっギラのこってこての豪華な部屋模様。
実はここ、1人80円くらいでヴェトナムの伝統衣装を着れるという間。
みんな着ようというノリになり
ちゃっかりあたしも。
衣装を自分で選び、
女の子は髪とか口紅とかまでちゃんとヘアメイクがやってくれる。
仕上がりは
ジャーンっ!
うん、博物館とかに置いてある王族の一族の記念写真だね!
かなりまがまがしい王座まで用意されており
キメてきました。
でも意外とゴミとか普通にぺいって挟まれてて
せっかくここまで作りこんだのにかなり雑。
運転手が運転してくれるバスチケットを買い、
いざ出発!
と、何やら怪しいシルエットが
近づいてみると
外から見えたシンデレラ城のシルエットの正体は、城なんてメルヘンなものにかすりもしない、ひげやら髪やらオーラやらがごっちゃまぜになったオッサンの生首でした。
ここ、微笑みのオッサンの生首のふもとでプールで遊べるから絶対水着持ってきたほうがいいよ!!
アトラクション1つごとにお金払わなきゃいけないんだけど、高くても200円とかだから全然遊べる。
でも月給25000円あれば良いほうのヴェトナム人からしたら高級だから入場料を払って1日1つのアトラクションに乗ってあとはテーマパーク内でごろごろして遊んでるみたい!
指を仏のように曲げた竜の口の中に入ると
えらく調子の良い電飾の後光を背負った仏様。
1番前にいるエビスさんとか顔が欲のかたまりにしか見えないよ!!
全体像は
こんな感じ。
ファンキー後光仏様を取り囲む絵は
パステルな僧とか女神みたいのとか
仏様が絶妙な配置でドームの中を取り囲んでて
本気でやってんのか趣味を全面に出してしまったのかちょっと掴みづらい!!!
普通の顔して置いてあるオブジェも
草に埋もれた白い像とか
奇妙あ巨大かえるとか
かなりデザイナー視点で作られた蓮の花の周りに泳ぐオタマジャクシとか
銭をくわえた巨大鳳凰とかがニョキっと出てきて本当に見るに飽きない。
この巨大鳳凰アトラクション、べつに鳳凰とかまったく関係なく
2万5000年前のヴェトナムを体験しよう!みたいなアトラクションなんだけど
すんげーゆるい流れるプールに一寸法師が乗るようなお椀の下にタイヤを浮かべてそれに乗ってどんぶらこどんぶらこ流れる内容。
しかも、下にレールがあるわけじゃなく単に流れてるだけだからたまに動きが止まってしまい、その際にはつまってる後ろの人に押してもらってみんなで協力しながら進まなければいけない。
1人で乗ってしまって流れが止まると人がくるまで一晩お椀の中で過ごすか、この暗闇の中を泳いで助けを求めなければいけないかと思うと本当に恐ろしいアトラクションを作ったもんだと感心してしまう。
トンネルの中に入るとかなり真っ暗で、ライトに照らされて見えるのは人間を虐殺する恐ろしいゴリラの模様。
たまに大きいリアルゴリラがガオー!!とか言って横から出てくるんだけど、なにせ乗ってるアトラクションがこれだからそのゴリラが恐いってゆーよりそのゴリラが持ってる石が本当に落ちてきたりしないかがリアルに恐い。
トンネルを抜ける1番最後に巨大ゴリラが襲い掛かってくるんだけど、そのゴリラの股がかなり近くて頭をすってしまうような設計ミスで、最後に振り返ると無駄にゴリラのお尻がリアルに作られててそこにも唯一無二なデザイナーのこだわりがうかがえる。
べつにディズニーランドみたいにキャラクターがいるわけじゃないんだけど、
巨大狛犬の山とか
にゃん♪みたいなセクシーな銅像とか
他にも樹齢何百年のような樹に埋まってる仏様のオブジェとか
とりあえず、見るに飽きないことは約束します!
途中、昭和の田舎のショッピングモールのゲームコーナーみたいなエリアがあって
そこではサクラがバカみたいに商品を獲得している。
ほら!
ソイテンパークって
こんなに楽しいでしょっ?
ゴーン。
車を運転してる女の子は最初、30分のチケットだから早く行くよ!って急かしてて
景品のぬいぐるみをあげたら急にテンション最高潮になってもっとやれもっとやれってゲームを薦めてきた。
チップをあげても全然喜ばなかった子なのにツボが分からないよおかあさん!!!!
こっちに住んでる人たちに聞くと、ヴェトナムの女の子たちは精神年齢がかなり幼い子が多いらしい。
うーん!シュール!
悪魔の間の中に入ると
しょっぱなから貞子みたいな女の人が悪魔に囲まれて土下座してて
進むごとに、人間虐殺を楽しむ悪魔ツアーが用意されている。
うーん、シュール!
ちょくちょくコンテンツが変わるから今はないらしいんだけど、前は
ハチミツを盗んだくまのプーさんが撲殺されるショーとかやってたそうな。
ヴェトナム文化、つかみづらいよっ☆
続いてうちらが食いついたのは
ワニ釣り。
やばいよ、テーマパーク内に本当にワニがうようよしてるから。
1個200円くらいの豚レバー付き釣竿を購入し
いざ、ワニ釣るぞーっ!
大の大人たちが本気でワニと引き合い押し合いの大接戦。
実際釣りあげられるわけじゃないんだけどワニがバクっっとレバーをくわえたところでぐぐぐっっとワニと力比べをできる。
お腹がいっぱいになってひなたぼっこするワニさんたち。人がいすぎてたまにレバーで身体をつついても無反応のワニさんもたくさんいる。
ここ、いちいち気味悪め☆
次は、ソイテンパークの中ではお値段高めの200円を払った4Dショー!
演目はオズの魔法使いで、椅子が揺れたりシャボン玉が出たり、いきなり背中から鋭い細いレバーみたいのが出てきて刺されたりしてかなり痛くて誰もがビクッ!!!となったり、意外とクォリティ高め。
これがヴェトナム1のテーマパーク ソイテンパークだ!
またまた発見のゲームコーナー。
どーんとたたずむロデオを発見。
これ、動いてないときに見るのと実際乗ってみるとえらい違いで
いつが終って下に落ちたときが終わりってゆー何だかやるせないけどかなり激しくて辛いゲームで
落ちるのを楽しみに観ているオーディエンスも集まって、意外と上手く長く乗ってるほうがしらけられたりする。
しかもこれどうやって動いてるかというと
乗ってる人の具合を見てスタッフが動きを大きくしたり右や左に回すので
こっちが遊んでるというよりは、完全に彼らに遊ばれるためのゲーム。
楽しく魔法のようだった時間ももう終わり!
パークを出てからは
クロコダイル料理がお待ちかね!
初めてのげてものカエルとクロコダイルのお味は
かなり生臭め☆
カエルは味がしない鶏みたいで全然食べられたけど、「うわーまじカエル食べたーい!!!」ってなることは無人島で遭難しない限りないと思う。
ワニはあのうろこのとげとげがそのまんま出てきて、コラーゲンの層がかんんなり分厚めだから体には抜群に良いと思う!!でもかなり生臭くてあきらめたよ!揚げたほうがいいっぽい!
朝から何だか誰にもうまく伝えられない絶妙な体験を繰り返し、その横の地元の人たちがくるモールで一休み。
パン一斤50円とかだよ!!
あぁ、夢のような世界だった!ただ1つ言えるのはこのソイテンパークを作った人たちは全員そろって頭がぶっとんでるってことだけです!ここ、世界でも体験できること絶対ないくらい面白いからまじオススメ!!!
そのあとは、日本人ホテルを始めて成功している東屋さんのところへ。
男性は屋上に露店風呂がついていて、かなり気持ちが良いらしい!朝ごはんは完全和食で日本人ビジネスマン御用達。
マッサージも1時間700円とかでかなり上手いよー!!
んで、そのあとまたまた名古屋の方が経営している富士山溶岩石焼肉(08 3820 9420)でこっちでビジネスをしている人たちと濃密な情報交換をしながら飲み食いし
男性達は床屋で髪を切るのかナニをするのかな旅に出かけ
うちらはマジェスティーホテルのオープンバーでしっぽり飲んでた。ニン!!
Monday, October 17, 2011
ホーチミンだよ
もう二度とこないと思ったヴェトナム
ふと気が付けばうっかり二回目も来てしまった。
着いてから最初に向かった場所は
ホーチミン名物水上パペットショー!
入り口からすでにシュールなふんどし人形くんのお出迎え。
近づいてみると
なお怖い(^-^)/
ヴェトナム市民の名誉のために言っとくけど、これみんな本気だから。
このパペットショー一見ギャグにしか思えないけど(失礼)、一体ぜんたいどうやって動かしてるのかさっぱり分からないスキルの高さ
水めっちゃ濁ってるから、多分水の中に人が潜って人形動かしてるんだと思う!!
だってほら
最後にパフォーマーたちが出てきて
その次に
潜って手振ってる!!!!!!
うーん極芸!!!
これをできるようになるまで10年かかるらしい。跡継ぎ継承がきちんとできているのか非常に心配です。
にしても棒もついてないのにどうやって手まで動かしてるの?
水上パペットショーは世界選手権とかもあって、ヴェトナムは世界1位らしい。
どんな選手権だ!!!!
ヴェトナム語で何しゃべってるかさっぱり分からないけど、ドリフとしか思えないシナリオ構成ですっかり気分が上がってしまったけど観客みんなが上がっているかどうかって言ったらそうでもないね!
これで1人500円くらい!
地元の人もくるくらいポピュラーな娯楽らしい。
娯楽がこれだけって、若者はさぞかし欲求不満だろうに!
こりゃみんなパペットショーパフォーマー目指すしかないな!
ホーチミンで1番高いショッピングモールVINCON CENTERへ移動。
GAPが入ってきたり化粧品とかは大手が入ってる!
でも売ってる物は普通に正規の値段と変わらないから地元の人は一部の富裕層を抜きで、まだまだ買えないよ!
目の保養のために来るけどみんな付いてこれてないっぽい。
ホテルのウェイターとかで月収$100くらいだってよ!
ホーチミンの人はまだけっこうお金にギラギラしているのでボったくりやスリが多いよ。
今度別記事で書くけど前来たときは見事なボったくりオンパレードで笑えた!
にしてもヴェトナムはバイクだらけ。信号とかで止まってるとレースみたいです。そのまま乗ってると顔が廃棄ガスとか日焼けとかで真っ黒になっちゃうからみんなマスクや長袖で完全防備。
バイク用品への興味がは高いみたい。
前までみんな自転車だったのがバイクに変わって、車がようやく増えはじめたっぽいよ!
そうしたらローンとかが出てきて金融業が発達したりするらしい。
国ってそうやって発展してくんだー!ウロコ!目からウロコ!
前まではHONDA 中国製品って順位だったらしいけど
今はHONDA YAMAHAになったらしい!いぇい!頑張れ日本進出!
適当なお土産屋台が並ぶナイトマーケットには
シュールで中国に引けをとらないくらいのパクリ製品のオンパレード。
微妙に違うドラえもんのを名づけてDoremon.ぎりぎりのラインで闘ってる!!!
そのあと、日本人街でやってるピザ屋さん4P'sへ。
ここのピザ屋さんは、水牛のモッツァレラチーズをヴェトナムで作って世界に売り出そうとしてるらしい。
チーズは今のところヨーロッパがほぼ独占で、ピザの原料費のほとんどがチーズなんだって。
言われてみればヴェトナムのお土産屋さんって水牛の角で作ったお皿とか水牛製品がかなり多い。
ヨーロッパ対抗のヴェトナムチーズを1から作るなんて
なんて
男計画だ!!!!!!
そのチーズを使った料理もかなり美味しくて、よだれだらだらうなっちゃう。
スタッフは全員日本人で、釜まで手作りで店内もかなりセンスが良い。
繁華街の少し裏で4階のビル一棟で家賃20万だって!お店の上でオーナーさんたちが生活してるみたい。
客層は欧米・日本人が多いそうな!
ヴェトナムでこんな美味しいピザ食べられたら欧米人も日本人もほっとするわ!
しかも12人でさんざん飲み食いして250ドル!日本じゃありえない!
あたしはハイくんってゆーヴェトナム人の若者と席が隣で話してた。
どこで何して遊んでるのーって聞いたら、若者はカフェとかご飯屋さんで遊ぶらしくてクラブはまだそんなにないってさ!
まぁ日本の若者も似たようなものだけど、それにしても遊ぶところ少なすぎるよね!
日本だったらカラオケとかボーリングとかお店とか漫喫とかディズニーランドとか渋谷で人間ウォッチングとかクラブでナンパとか...
うん!日本はちょっとあり過ぎですね!
そのあと、X-JapanのToshiのお兄さんが経営するカラオケバー
"Forte"(tell:0838334798)
98N Le Lai Street,District1,HoChiMinhCity
に行ったよ!ここはヴェトナムの女の子がついてくれてのキャバクラ業態!
お持ち帰りはできませーん(^-^)/
元ラジオDJでTOSHIのお兄さんのけんいちさんがかなりエンターテイナーで、上手いの域を超えたX-JAPANのカラオケを聞かせてくれる!
女の子は日本語を話せる子が5人くらいいて、中には日本語の曲も歌える子もいるよー!しかも上手い!
英語もカタコトだけど、会話ブックみたいなのがあって単語を指さしながら会話できたりするから、女の子と盛り上がりたい夜には重宝するよねー!
しかも女の子たちBEGINとか合いの手できるからね!スナック文化、東南アジアに浸透してます!
んな感じの1日目!
Sunday, October 16, 2011
出発
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